学生時代の乗り換え駅だった事もあり、いろいろと思い出のある街『池袋』ですが、最近ちょっと気になっています。
それは『大型家電量販店バトル』です。
10数年前には『ビックカメラ』と『さくらや』がそれぞれ数店舗展開しており、家電量販店が多いなと思っていました。その後『ヤマダ電機』が出店し、今年の10月末にヤマダ電機が7000坪を持つ三越池袋店の跡地にも出店。それに合わせビックカメラはアウトレット館を作るなどのリニューアル。資本提携関係にあるビックカメラ・さくらや連合 vs ヤマダ電機の図式です
また百貨店跡地出店といえば、ビックカメラの有楽町そごう・新宿小田急ハルクなどがありますが、会社も建物の大きさも違うし、何よりあの広大なスペースがどうなっているのだろう?
そんないろいろを確かめようと、仕事帰りに池袋へ立ち寄りました。
まずは池袋駅から馴染みのあるビックカメラへ向かいます。早速戦闘状態を確認しました。夜8時を過ぎているにもかかわらず、数人の店員さんが店舗手前の明治通り交差点でチラシを配っています。昔はあの辺りで声をかけるのは怪し気な勧誘ばかりで、ビックカメラが何かをするなんて見られなかった光景です。
そんな電気屋バトルを感じつつ、店内へ。以前の同店に比べると明るく綺麗な感じはするものの、POPや陳列方法などにゴチャゴチャ感が見受けられます。まさにビックカメラといった印象です。
そしてヤマダ電機へ。業界第1位を誇るヤマダ電機の日本総本店と謳うだけあり、家電量販店とは思えないほどゆったりしており、特に通路のゆとりが印象的です。両サイドに人が立っていても避ける必要が全くなく、選ぶ事にも集中出来ました。
陳列棚も胸高程度までなのでフロアが見通せ、天井からつり下げた値段やチラシなどのPOPがないため、高さ方向の開放感があり、ゴチャゴチャ感は薄らいでいる反面、ちょっと味気ない気も…
またその広さと高さがあまり有効活用されておらず、『広過ぎて探しづらい』と感じました。1フロアに通常店舗の売場が入ってしまうくらい広いのですから、店内のフロアマップを増やしたり、色の違いでフロアの区別を認識させるだけでなく、商品ジャンルのサインプレートが同色で目に付きづらいので目立たせるなど、サイン計画を見直すだけでも随分印象が変わると思います。
接客方法も両店とも異なり、求めに応じて接客するビックカメラと積極的に声をかけてくるヤマダ電気といった印象です。その違いにお客様の様子を察知する能力は大切だな…と同じ販売員として改めて痛感しました。
噂通り、かなり熾烈な争い展開していました。売場規模、品揃え、従業員の対応、価格、そしてポイントカードの囲い込みと、きっと2〜3回比較したらどちらかの固定客になるのでしょうね。
ヤマダ電機は池袋2店舗の合計売上高800億円を目標としているそうです。池袋の家電市場は1000億円程度だったものが、今回のヤマダ日本総本店ができたことで市場が1300億円程度になると予想されているそうですが、果たしてそこまでヤマダ電気の圧勝となるのかが気になります。

