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FEEDS

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2009.09 Archive

2009.09.03

オーダーメイド家具│金属製家具

 AB designにご依頼頂く物は木製品が多いのですが、私の前職が特注金属家具を製作する会社だったため、金属製品も得意としています。
 
 
 図面やマンガ絵を書き、業者さんに発注する。そして2tトラックを運転して鋼材屋さんにパイプを引取に行く時もあれば、加工屋さんや塗装屋さんに行く時もある。そして時にはグラインダー片手にバリ取りをしたり…

 各業者さんでは様々な技術が間近で見ることができ、わからない事はその場で教えてもらえる。そのような物作りが目の前にある環境でしたから、現場でのコミュニケーションの大切さが今でも身に染みています。やはり作り方や構造がわかっていないとデザインが成り立たない事は多々ありますので。

 ちなみに金属関連の工場は木工所とは異なる雰囲気と匂いあります。鉄はかなり独特な匂いな上、事務所中に鉄粉が舞っていたためか『体が鉄臭いよ』とよく言われてました。(笑)
 
 
 今回の家具も、以前からの繋がりのある職人さんに作って頂きました。

 デザインの段階から打合せはしていましたが、製作図面を基に最終打合せをします。部分的にスケッチを書くなどして図面では表現できない細かいニュアンスなども伝えます。この事前打合せが物作りに大きく影響するので、入念に行ないます。
 
 
 そして製作された物を検品に行きます。

iron_f_2.jpg
 
 目的は2つでした。1つは仕上がり具合の確認。仕上がりに関しては想定以上の出来上がりでした。「溶接痕は目立たなく仕上げておいたから」と、図面を見てデザインの意図を汲み取り製作してくれる。そんな作り手ならではの気配りに感謝です。

 もう1つは装飾の取付け位置の決定です。飾りとしてボールチェーンを取付けるのですが、やはり図面ではわからないので現物を見ながら調整しました。
 
     iron_f_3.jpg
 
 間隔を1mmずつ変えてセッティングします。たかが1mm?と思うかも知れませんが、チェーンの並んだ様子・隙間から見える脚など、実際に見比べる違いがわかるものです。
 
 お客様も検品に立ち会われたのですが、職人さん含め、3人の意見が『これだ!』と一致した時、何だか全員の感覚が同じだと感じられて嬉しかったです。
 
 
 そして何度も調色した色を塗って完成です。

iron_f_5.jpg

 ※このミラーも弊社製作品です。
 
 
 こういった作業の積み重ねで出来上がった物にご満足頂けた時の喜びは格別です。
  
 

2009.09.10

オーダーメイド家具│鍛造(ロートアイアン)

 鉄を火で炙り、軟らかくして叩く。曲げる。ねじる。

 鍛造風鋳物パーツも多く出回っていますが、やはり人の手によって作られる味は別物です。治具を作り、バーナーで炙って形作る事を経験しているので、なおさらその違いに目がいきます。
 
 
%2Bwroughtiron_1.jpg

 サロンと食堂を別けるパーテーションです。
 
 
%2Bwroughtiron_2.jpg

 垂れた模様部は、ハンマーで叩き目を付けた後に曲げます。機械曲げではこの自然なRは作り出せません。
 
 
SU_2.jpg
 
 こちらはパネルです。画像ではわからないですが、幅木も鍛造で連続模様を施しています。枝に数匹の小鳥が止まっているのがわかるでしょうか?
 
 
SU_4.jpg
 
 階段の手摺子です。フラットバー(平らな棒)を曲げています。この手摺の木部もオリジナルデザインで削り出しました。
 
 
SU_3.jpg
 
 こちらは扉と欄間です。
 
 
 このような金属製家具やロートアイアン製パネルなどのデザイン・製作・施行も行なっておりますので、お気軽にご相談下さい
 
 

2009.09.12

HDR(ハイダイナミックレンジ)画像│AB design 店内

 HDR画像ってご存知ですか?

 撮った写真を見た時、メインになる被写体に合わせて撮影するため、暗部は黒過ぎたり、明部は白過ぎたりとなるのが普通ですよね。そこで露出を変えた、明るめ / 適正 / 暗めの画像を準備し、それらを合成する事で肉眼で見たようなイメージに近づけた画像の事を指します。

 HDR加工のできるアプリケーションはいくつかありますが、今回は簡単加工ができ、試用版があるPhotomatixを使用してみました。


 まずは元画像を。画像は当店内です。
 ※クリックすると大きく表示します。

○露出アンダー:全体的に暗い
 ランプシェードなどは白飛びなし
 右下シェルフ内・テーブル下・左下黒イスなどは黒つぶれ
 
 

○適正露出
 ランプシェードなどは白飛び気味
 右下シェルフ内の背表紙テーブル下などはそれなりにわかる
 
 

○露出オーバー:全体的に明るい
 ランプシェードや照明が当たっている所は酷く白飛び有
 右下シェルフ上のショップカードは真っ白
 右下シェルフ内・テーブル下・左下黒イスなどはわかり易い
 
 これを合成するとこのように変化します。


 
 ランプシェードや照明が当たっている所もあまり白飛び抑え気味
 右下シェルフ内・テーブル下などはわかり易い

 違いがわかりますでしょうか?
 
 
 ただし、この加工をするには異なる露出の画像が必要になるのですが、夜景や動体がある場合、同じアングルで数枚を撮影するのは難しいですよね。

 しかしこのアプリケーションはRAWデータであれば、疑似HDR画像を作り出してくれます。
 

 全体的に元画像よりも詳細に表現されていると思います。ただし上にある[適正]の画像が元データなので、ランプシェードの白飛びまでは復旧でないようです。やはり3種類以上の露出の異なる画像を用意するのが一番イイようです。
 
 
 上記の使い方が本来の目的なのでしょうが、このアプリケーションは他にも違った楽しさがあります。

 このように同じ画像でも、まるで絵の様な雰囲気にも加工できます。要するに使う人次第で様々な絵が作れるという事ですね。
 

 最後に他の店内HDR画像もどうぞ。

      
 
 
 flickrには世界中の様々なHDR画像がありますので、興味のある方は探してみて下さい。

2009.09.14

オーダーメイド家具│照明器具

swa.jpg

 店頭に置いてある物を見たお客様に「何に使う物ですか?」と尋ねられました。

 お客様にお見せした後に何気なく店頭に置いていたのですが、確かに無造作に置いてあると『なんだろう?』と思いますよね。
 
 
 これは特注照明を製作した際のストラス(ガラス飾り)に使ったスワロフスキーの予備パーツで、納品時の不慮の事故用にと準備しましたが、破損なくお納めできたので、使用しなかった物です。
 
 
 ここでスワロフスキーの豆知識を。

 スワロフスキーはクリスタルガラスと呼ばれるガラスです。クリスタルガラスとは、酸化鉛を25%以上含んだ鉛ガラスの事を指します。

 スワロフスキーは通常より多くの酸化鉛を含ませる事で、艶と屈折率を高めて輝きを増しています。それに独自のカット技術と表面に行う特殊加工技術が組合わせる事で、虹色の輝きを放ちます。

 このような理由で他のクリスタルガラスよりも輝きが美しいため、照明器具の飾りパーツを始め、様々なアクセサリーパーツとしても使用されるのです。
 
 
     

 壁面ブラケットです。前回ご紹介したパーテーションに関連したデザインを取り入れたいとの希望があったので、真ん中に垂れた模様を取り入れています。
 
 
      

      

 弊社デザインのテーブルとランプの組合せです。これだけの数が付くと、とてもきらびやかです。


 もちろんスワロフスキーを使用しない照明器具も作ります。

      fl_1.jpg

      fl_2.jpg
 
 
 AB designでは特注照明も承りますので、ご希望がございましたらば、お申し付け下さいませ。
 
 

2009.09.30

謎の物体届く

 大小様々な箱が届きました。中には『FRAGILE(壊れ易い)』と書かれた物もあります。さて、何が入っているのでしょうか?