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バウハウス・デッサウ展

物はその性質によって想定される
それゆえ、それが正しく機能するようデザインするためには
ー それが容器であれ、椅子であれ、あるいは家であれ ー
まず第一にその本質を研究しなければならない

ー ワルター・グロピウス
 
 
 初代校長 ワルター・グロピウスの言葉で始まるこのバウハウス・デッサウ展/BAUHAUS experience, dessau。国内外から集められた数多くの貴重な製品と資料によって構成されており、バウハウス・デッサウ財団から日本初公開の146点を含む、241点のコレクションが展示されています。またドイツのコレクションを基幹とする展覧会は1995年のセゾン美術館での展覧会以来であり、特に国内でデッサウ財団のコレクションがこれほどの規模で公開されるのは、ドイツ国外では初との事です。
 
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 バウハウスは総合芸術学校として1919年に設立され、芸術と機能を追求した活動を行なっていましたが、ナチスドイツによって1933年に閉校。14年と短い期間ではありましたが、教育機関としてだけでなく、やがて大衆向けの高品質でリーズナブルな商品を作り出す有限会社としての活動も行われ、現在のデザインはもとより、私にも大きな影響を与えています。

 なんて大げさに書きましたが、私の通っていた学校は主任教授がバウハウスに留学されていたため、当然授業もバウハウスの流れを汲んでいました。そのため、本展示会にある色彩構成や立体構成の課題を見ると『これ、やったなぁ…』なんてちょっと懐かしくもなりました。

 バウハウスの考え方や手法が、今日当たり前の様に浸透している事を考えると、いかに優れた物だったかと改めて感心させられます。今回はデッサウ期に限られた展示のため、セゾン美術館で行なわれた展示会の内容の方が広く深かった様にも思いますが、なかなか見る機会のない歴史的資料だけでなく、グロピウスのデザインした校長室の実寸レプリカなど、体で感じられる展示もありますので、興味のある方は是非行ってみて下さい。

 ご覧の際は、俳優 谷原章介さんがナビゲートしてくれる音声ガイドをお薦めします。
 
 

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COMMENTS (3)

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