先日AB designで行った「富山ガラス工房展」で知り合ったガラス作家の方と、モノ作りというのは残酷なものでそれを作る過程がいかに大変だったか、どれほど手間がかかっているかということは消費者にとってあまり関係がなく、でき上がったモノそのものとして評価されるという話をしました。ガラス製作は表現に制限が多く、なんでもないような事でも熟練の手技が必要だったり、ものすごく手間がかかったりするそうです。しかし、ひとたび百貨店の器のコーナーにおかれたら、他の量産品と価格や形状を比較されてしまう訳です。
同じようなジレンマは家具にも存在していて、ひとたび世に出たらデザインの過程や製作の苦労などは判断基準のささやかな一助になるかもしれませんが、見た目と道具としての使い勝手と価格で大方は評価されていきます。近藤さんの家具デザインができあがり、製作して販売することとなり、2003年の冬には「AB design」の家具はモノとして市場に評価されることになったのです。
written by yutaka

ginsaro 和田 修次郎 作

一輪挿し 金津 沙矢香 作

水滴 坂田 裕昭 作

perfume bottle yellow 高梨 良子 作

